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2016年3月20日 (日)

このシステムから降りませんか?

アメリカ大統領選の大きな争点のひとつとなっているのが格差問題。

1%が富を独占し、99%は低所得の貧困層。

その格差に対して多くの人々が抗議を繰り広げている。

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一方で我が国日本。

かつては国民総中流層と言われたものが、市場開放、市場原理主義の導入により、格差が広がりつつあり、やはりアメリカと同じく貧困層が増加している。

今や子ども6人に1人は貧困と言われるまでになっている。


近代社会において日本も貧困時代があった。

太平洋戦争後焼け野原となった日本は貧困層が溢れかえっていた。

掘っ立て小屋にボロを着た生活。

今より見かけはもっとひどい状況であった。

けれどもその時代には現代にないものがあった。

それは「夢」である。戦後の貧困社会には夢があった。

そして明るさがあった。貧乏ながらも明日への希望を多くの人々は夢見て生きていた。

だから活気があった。

ところが現在の日本はその夢もなく明るさもない。

あるのは無気力と将来への不安。まるで闇の中。

こうして今日の日本はアメリカと同じく1%と99%へと分離しつつある。


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さてアメリカに戻り99%層。

彼らは仕事がない。

例えあったとしても安い賃金で、働けども、働けども楽にならずの生活を強いられる。

第2次産業の衰退、機械化、IT化による人員削減、あるいは安い労働力の流入により更なる賃金の低下。

それらによって日々の暮らしにあえぐばかり…。


同じく日本でも今や派遣労働者が増える一方。

団塊世代の引退により、人手不足へと陥りつつあるが、かつてのような終身雇用制という言葉も聞かれなくなった現在。

企業は人件費を抑制し、利益確保と内部留保に走っている。

現在の政治家の考えでは格差は広がる一方で、益々アメリカ化に拍車がかかる。


1%への富の集中。そして残りの99%は貧困層。

アメリカで言うならば、

1%は三ツ星レストランでディナーを楽しみ、別荘だけでなくプライベートジェットを所有し、海外のリゾートホテルでバカンスを楽しむという、贅沢三昧できる生活。

一方で99%は貧しい暮らしを強いられ、配給の列に並ぶか、なけなしのお金で買って食べたとしても、それは遺伝子組み換えに添加物だらけのジャンクフード。

これが自由と民主主義の成れの果て???

日本もそうなる日が近いのかも!?


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さてここで考えてみると、

真夏の直射日光の下で熱中症と闘いながらで汗水流して働く人々。

3K労働と言われても毎日一生懸命に働く人々。

彼らによってこの社会(基盤)は成り立っている。本来その労働価値は貴いはず。

それなのに安く買い叩かれ、その分の労働価値は1%に吸い取られている。

それはまるで1%の贅沢のために働いているようなもの。

知識階級ってそんなに偉いのか?奴らは俺たちがいなければゴミの中に埋もれてしまうのでは???


同じ人間なのに何故?

彼らは一体何者?

1%のために働くなんてバカらしい!そう思いませんか?


近代社会は便利と贅沢を追い求めてきた。その成れの果てが1%と99%。

ではこれを正すには、それを止めるしかない!


Stop


だからもう1%のために働くのはもうやめましょう!

自分自身をもっと大切にしよう。

99%に役立つ生き方をしよう。

そして、何より(1%のためではなく)ガイアのために働こう!

ガイアビジョンを目指していこう!


その為に、まずは今のこの世界システムから降りよう!

そして都会を脱出しよう!

そしたら何かが見えてくるハズ!


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らいふあーと~僕らは地球のお世話係~

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