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2014年9月17日 (水)

未来を見通す力

 現在僕がやろうとしている障害者支援の事業。全くもってやるだけ赤字ではないかと思える状況…。けれども何故かやめようとしていない。それどころか一番嫌いなメディアに出て目立つことさえやろうとしている。もちろんそこにはもうここまで来たら後戻りできないというのもある。けれども実はそれ以上のものがある。

 そのひとつは重症心身障害児者との出会い。昨年度の仕事で出会った重症心身障害児者は僕には強烈パンチだった。40年間寝たきり状態の人。海辺の崖っぷちの小さな集落にある家の中で、人工呼吸器をつけて両親の介護を受けて生活している人。母子家庭で仕事をしながらも、重度障害のある子どもの将来を考えて、多くの人に触れ合う機会を持たそうとするお母さん。どの人との出会いも僕にはインパクトが強すぎた。

 そして何と言ってもミイちゃんとの出会い。(ミイちゃんも重症心身障害児。)今でもよく覚えているけれど、最初に出会った時のミイちゃんの体が歪み、首をのけぞらせていた姿は言葉が出なかった。それから何度か会っているうちに徐々に仲良くなり、最後にはとびっきりの笑顔を見せてくれるようになった。先日ミイちゃんに半年ぶりに会った時も、ちゃんと覚えていてくれて最高の笑顔を見せてくれた。

 その日は昼前から3時ごろまでその場にいたのだが、昼食後職員の人がミイちゃんを抱きかかえバランスボールに座り、ユラユラゆりかごのようなことを体感させる時間を取っていた。その時のミイちゃんの姿を見ていると、15才なのになんと小さくて細い体をしているのだろうと思った。おそらく小学校2,3年生ぐらいの背丈で、体重も女の人が独りで十分抱きかかえられる程度。けれどもそれはミイちゃんがすべてを分かっていてそのような体でいるのではないかと思った。

 何故ならミイちゃんのお父さんは数年前に亡くなられて、現在はお母さんが独りで世話をしているからだ。そのため毎日お母さんに抱っこされ、ベッドから車いすへ、車いすから車の座席へ移動する、そして抱っこされお風呂に入るという生活を送っている。だからミイちゃんはそれらのことを知っていてわざと自分が小さいままでいるようにしているのではないかとうのだ。

 最近なんとなく思うことがある。ミイちゃんは体を全く動かすことができない。けれども動けない分実は僕を動かしているのではないかと…。だから「僕はミイに操られているのか?」と自問自答することがよくある。でなきゃ、こんな苦労ばかりしてお金にならない仕事をするはずがない!あのお嬢は僕の気の弱さを付け込んで、乗っ取りやがったのではないか?そんな風に思うのだ。

 だから時々「ミイにやられた!」と思ったり、ミイが笑ってやがるのではないかと思ったり…。

 障害者の多くが、その無い機能の補てんとして、他の機能を普通の人以上に発達させる。例えば目の見えない障害者は、耳であったり、肌触りなどの触覚であったりの機能を発達させる。ではミイちゃんのような重症心身障害児者という動くことができない、言葉を話すこともできない人はその分何を発達させるのか?

 「意識」ではないかと思うのだ。ミイちゃんは意識を発達させ、未来を見通せたり、意識を自由に移動させたりすることができるのではないか。そんな能力を15才ながらに補完機能として発達させているのではないだろうか。(マサカ!と思うかもしれないけれどね。)

 それを証明することはできない。けれども以前から重症心身障害児者は人の心が読めると言われる。そして半年ぶりにミイちゃんと会った時、彼女は僕が現れる前に、現れることを分かっていた!?だからまんざら嘘でもないかもしれない。僕の右脳がそうささやいている。そしてその一方で僕の左脳が「だったらそれを逆にうまく利用しろ!」と悪巧みを練っている。

 まあとにかく今回始めた障害者の支援事業はなるようになるだろう。もしこれが僕がすべき使命ならばきっとうまくいくはず。それにきっとミイちゃんが何とかしてくれるだろう。彼女の持つ超能力で!

 ご自由に操作してください。




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