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2013年10月 2日 (水)

辞職のススメ

 ある雑誌の中で福島の状況を綴った記事があった。そこには「子供が外で遊べない状況が続いており、事故から2年以上経ち外で遊ぶことを知らない子供が増えている。」「保育園の先生が子供たちを(放射能値の高いところを通らず)自然と触れ合いながら公園まで安全にいけるルートを放射能探知機を使って探そうとしたが、途中でもう2度と公園にはいけないことを悟り、泣き出した。」などということが書かれていた。改めて福島の状況を知り驚くとともに、まだまだ全く福島は終わっていなないし、安全どころではないことが分かった。そして僕なりにできる支援を行いたいと思った。

 そんな記事を読んだ次の日、新聞を見ると「浜岡原発再稼働申請」、「(東電)柏崎刈羽原発再稼働申請」そして「高速増殖炉もんじゅ存続」という原発維持に関する記事が3つも大きく載っていた。
 
 汚染水の漏えい問題といい福島の現状がどんどん明らかになっていく中で、原発存続の意思の発表が次から次へとなされるとは、特に雑誌の記事を読んだ直後だっただけに一体何を考えているのか、国民(県民)の生活よりも企業の利益や存続の方が大切なのかと嘆かわしく思った。けれどもそれと同時にひとつ思ったことがある。

 それはこれを発表した電力会社の担当者あるいは電力会社で働く社員は本当はどう思っているのだろうということ。果たして彼らはやはり原発を再稼働させたほうがよいと思っているのだろうか。~もし彼らの中にはきっと小さな子供を抱えている人もたくさんいるだろうし、もしその子が福島にいたらどうだろう。~心の中では本当はもう原発はいらないと思っているのではないだろうか。きっと電力関係者だけに福島の現状の裏情報が届いているだろうし…。

 彼らは会社からの命令、会社の方針に従わなければならないということで、(仕方なくあるいは我慢して)その役割をしているのではないだろうか?もしそうだとしたら、何故ゆえに会社の方針に従わなければならないのだろう?生活の維持のため?家族のため?ローン支払いのため?あるいは失業への恐怖?

 いろいろな理由があるのだろう。けれどもその為に自分の意に反することをしなければならないのだろうか。もちろん仕事において時には自分の意に反することをしなければならないこともある。けれども今回はコトがコトだけに疑問を持ってしまう。

今僕たちは原発とは一度暴れ始めたら現在の人間の手には負えないモノってことが分かった。そして時代は地球規模の変動期に入っており、いつどこでどのような地震が起こるか分からない。それが分かっておりながら、再稼働とはいかがなものだろう。

 もし家族のために、心に反することをしているのならば、一度家族と話し合ってみたらどうだろう。正直に心に思っていることを話してみる。そして仕事を辞めた時のリスクを話してみる電力会社の仕事を辞めると、年収はぐっと減るかもしれない。これまでのような生活を維持することは難しいかもしれない。けれどももしかすると心の中の暗闇は取り除かれるかもしれない。あるいは数年は後悔するかもしれない。けれどもそのあとは振り返ってみてよかったと思えるだろう。

 僕らはいつも先走る不安におびえて身動きがとれなくなる。けれどもその不安とは単なる妄想であり、杞憂に終わることも多い。あるいはもしかするとこれまでにないくらいの充足が得られるかもしれない。

 もしあなたに家族がいるならば、あなたは決してひとりではない。心から正直に思いを伝えるならば、きっと家族も真剣に向かい合ってくれるはず。そして最善の道を一緒に考えてくれるはず。もしかするとこれまで以上の家族の絆が生まれるかもしれない。ひとりで向き合うよりも、共有してみるのもよいのでは?

 そして何よりもその現実(境遇)はあなたの意識が生み出したもの。意識を前に向けることができるならば、コトはきっと善なる方向へ向かうだろう。

 フクシマはまだまだ終わりではない。これは天が僕たちに与えた試練であり、チャンスかもしれない。ひとり一人がもう一度正面から向かい合い、自分自身に問いかけることが必要なのかもしれない。

 21世紀は地球と調和しながら、創造し、そのプロセスを通じて心豊かに人生を愉しみながら生きる時代。そしてそれを通じて成長していく世紀。なので心に反することばかりではどんどん分離していく一方。その行き着く先は…修羅の星?Another world…?


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