デザイン勉強中
この2年間デザインについて考えることが多い。そもそものきっかけはこれからの地域づくりにはデザインを取り入れることが必要だといわれたこと。そこでデザイナーの方の事務所を訪れたり、協会を訪れたりした。そして話を聞いてデザインについて考えると同時に、本も買って学んだ。
「コミュニティデザイン」 山崎 亮 (学芸出版社)
「ソーシャルデザイン」 グリーンズ編 (朝日出版社)
「知がめぐり、人がつながる場のデザイン」 中原 淳 (英治出版)
「コミュニティデザインの時代」 山崎 亮 (中公新書)
「幸せに向かうデザイン」 永井 一史他編・著 (日経BP社)
「デザイン思考が世界を変える」 ティム・ブラウン (ハヤカワ新書)
「未来の働き方をデザインしよう」 石川 秀輝他 (日刊工業新聞社)
「クリエイティブ・コミュニティ・デザイン」 紫牟田 伸子他編 (フィルムアート社)
「地域を変えるデザイン」 筧 祐介監修 (英治出版)
どれもデザインの本流からは離れているかもしれないが、僕は別にパケージのデザインやポスターのデザインをしたいわけではないので、これらの本が大いに仕事に役立った。
そして今読んでいるデザイン関連の本は
「世界を変えるデザイン」 シンシア・スミス編 (英治出版)
「クリエイティブで世界を変える」 福島 治著 (六耀社)
この2冊。最後の1冊だけ「デザイン」という言葉がないのだけれど、デザインのコーナーにあったので…。
で、今読んでいる2冊が僕にかなり大きく影響を与えそうなのだ。特に「世界を変えるデザイン」の文章の中に印象的な言葉があったので、いくつか挙げてみると、
「〈残り90%のためのデザイン〉展とそれを元にした本書は、ある種のデザインに注目を集めることを目指している。特別に魅力的というわけではなく、昨日も限られていることが多く、価格は非常に安い。だが、そんなデザインが人間の生活を変え、時には命を救う力さえ秘めているのだ。」
「デザインという言葉には、『意識的な問題解決』という別の定義がある。本書に登場するデザイナーたちにとっての方法論は、ここに最もよく表されている。彼らは人間としての基本的なニーズさえ満たされない人達の苦しみを軽減するためにデザインを役立てる『社会起業家』である。」
「多くのデザイナーが、距離や力関係、機会格差の問題を乗り越えるための独創的な方法を生み出している」
「デザイン業界で、まだデザインやエンジニアリング、建築の学界で、一つの運動が育ちつつある。自分たちの仕事を、社会的責任、持続可能性、人間性の豊かなデザインに向かわせようとするものだ。」
中でも最も印象に残ったのが文章は、
「世界のデザイナーの95%は、世界の10%を占めるにすぎない、最も豊かな顧客向けの製品とサービスの開発に全力を注いでいる。残り90%に届くには、まさにデザイン革命ともいうべきものが必要だ。」という文。
僕もお金持ちの人のためのデザインなどするつもりはない。(もちろん日本人のほとんどはこの10%に入るのだろうけれど…。) 僕が行いたいデザインとは社会に貢献できるためのデザイン。例えばそれは地方の衰退しつつある地域の元気を取り戻すことであったり、疎外された人々が平等に(当たり前に)暮らせるようになるためのデザイン。そんなデザインが描くことができればと思う。
そして何よりも僕がデザインしたいものは、経済一辺倒となってしまった社会に対して、もっと多様性を持たすためのデザイン。多様な豊かさの中で生きてくことができるデザイン。あるいは地球と人が共生していくためのデザイン。
なんだかどんどんコトが大きくなっていく見たいけれども、そんなデザインにチャレンジしてみたい。
世界中の多くの人々はデザインとは無縁の中で生活している。その人達に対しデザインし、問題を解決しようとしている(デザイン業界の)5%の人々がいる。僕はその人達にすごく共感を持つ。でも同時に世界の(最も豊かな)10%の人々に(自然との)共生を促したり、意識を変えていくためのデザインも必要だと思うのだ。
そこに手をつけたいと思う。どのような方法があるのか分からない。もしかすると「クリエイティブで世界を変える」の中にそのヒントが隠されているような気もする。
人の意識を変えることは難しい。けれども今の世界やら社会を見ていると、人の意識が変わらないことにはもうどうしようもなくなってきているとも思える。アベノミクスで浮かれている場合かとつくづく思う。でもそこにデザインの概念を取り入れてチャレンジしてみたいと思う。
意識が現実を創造する。そこにデザインを取り入れて描いてみれば、何かできるかもしれないとも思う。
でかいことを言っているけれど、やることは小さい僕。小さなことからコツコツと。できることから始めましょか。
「情熱的バカと呼ばれたい。」というのが、今の僕の夢。しばしの自由か、永続的な自由か。どちらに転ぶか。それはやはり僕の意識次第。腕次第。
「コミュニティデザイン」 山崎 亮 (学芸出版社)
「ソーシャルデザイン」 グリーンズ編 (朝日出版社)
「知がめぐり、人がつながる場のデザイン」 中原 淳 (英治出版)
「コミュニティデザインの時代」 山崎 亮 (中公新書)
「幸せに向かうデザイン」 永井 一史他編・著 (日経BP社)
「デザイン思考が世界を変える」 ティム・ブラウン (ハヤカワ新書)
「未来の働き方をデザインしよう」 石川 秀輝他 (日刊工業新聞社)
「クリエイティブ・コミュニティ・デザイン」 紫牟田 伸子他編 (フィルムアート社)
「地域を変えるデザイン」 筧 祐介監修 (英治出版)
どれもデザインの本流からは離れているかもしれないが、僕は別にパケージのデザインやポスターのデザインをしたいわけではないので、これらの本が大いに仕事に役立った。
そして今読んでいるデザイン関連の本は
「世界を変えるデザイン」 シンシア・スミス編 (英治出版)
「クリエイティブで世界を変える」 福島 治著 (六耀社)
この2冊。最後の1冊だけ「デザイン」という言葉がないのだけれど、デザインのコーナーにあったので…。
で、今読んでいる2冊が僕にかなり大きく影響を与えそうなのだ。特に「世界を変えるデザイン」の文章の中に印象的な言葉があったので、いくつか挙げてみると、
「〈残り90%のためのデザイン〉展とそれを元にした本書は、ある種のデザインに注目を集めることを目指している。特別に魅力的というわけではなく、昨日も限られていることが多く、価格は非常に安い。だが、そんなデザインが人間の生活を変え、時には命を救う力さえ秘めているのだ。」
「デザインという言葉には、『意識的な問題解決』という別の定義がある。本書に登場するデザイナーたちにとっての方法論は、ここに最もよく表されている。彼らは人間としての基本的なニーズさえ満たされない人達の苦しみを軽減するためにデザインを役立てる『社会起業家』である。」
「多くのデザイナーが、距離や力関係、機会格差の問題を乗り越えるための独創的な方法を生み出している」
「デザイン業界で、まだデザインやエンジニアリング、建築の学界で、一つの運動が育ちつつある。自分たちの仕事を、社会的責任、持続可能性、人間性の豊かなデザインに向かわせようとするものだ。」
中でも最も印象に残ったのが文章は、
「世界のデザイナーの95%は、世界の10%を占めるにすぎない、最も豊かな顧客向けの製品とサービスの開発に全力を注いでいる。残り90%に届くには、まさにデザイン革命ともいうべきものが必要だ。」という文。
僕もお金持ちの人のためのデザインなどするつもりはない。(もちろん日本人のほとんどはこの10%に入るのだろうけれど…。) 僕が行いたいデザインとは社会に貢献できるためのデザイン。例えばそれは地方の衰退しつつある地域の元気を取り戻すことであったり、疎外された人々が平等に(当たり前に)暮らせるようになるためのデザイン。そんなデザインが描くことができればと思う。
そして何よりも僕がデザインしたいものは、経済一辺倒となってしまった社会に対して、もっと多様性を持たすためのデザイン。多様な豊かさの中で生きてくことができるデザイン。あるいは地球と人が共生していくためのデザイン。
なんだかどんどんコトが大きくなっていく見たいけれども、そんなデザインにチャレンジしてみたい。
世界中の多くの人々はデザインとは無縁の中で生活している。その人達に対しデザインし、問題を解決しようとしている(デザイン業界の)5%の人々がいる。僕はその人達にすごく共感を持つ。でも同時に世界の(最も豊かな)10%の人々に(自然との)共生を促したり、意識を変えていくためのデザインも必要だと思うのだ。
そこに手をつけたいと思う。どのような方法があるのか分からない。もしかすると「クリエイティブで世界を変える」の中にそのヒントが隠されているような気もする。
人の意識を変えることは難しい。けれども今の世界やら社会を見ていると、人の意識が変わらないことにはもうどうしようもなくなってきているとも思える。アベノミクスで浮かれている場合かとつくづく思う。でもそこにデザインの概念を取り入れてチャレンジしてみたいと思う。
意識が現実を創造する。そこにデザインを取り入れて描いてみれば、何かできるかもしれないとも思う。
でかいことを言っているけれど、やることは小さい僕。小さなことからコツコツと。できることから始めましょか。
「情熱的バカと呼ばれたい。」というのが、今の僕の夢。しばしの自由か、永続的な自由か。どちらに転ぶか。それはやはり僕の意識次第。腕次第。
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