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2013年3月 9日 (土)

生きてく自信

Another night in any town
You can hear the thunder of their cry
Ahead of their time
they wonder why

新たな町の新たな夜に
君は都会のざわめきを聞くだろう
時代を先取りする彼らは
わけを知りたがっている

In the shadow of a golden age
A generation waits for dawn
Brave carry on
Bold and strong

ゴールデン・エイジの暗がりで
一つの世代が夜明けを待っている
勇者たちは前進を続ける
たくましく、強く

 僕の30年来好きなJOURNEYの“ONLY THE YOUNG”という曲。

 映画「ヴィジョン・クエスト~青春の賭け」 マシュー・モディン演じる高校生のラウデンはレスリング部に属し18歳の誕生日を機に階級の転向を申し出る。その理由は史上最強といわれる全米高校チャンピオンのシュートに挑戦するため。

 映画の中で主人公のラウディンが街の中をランニングするシーンがある。そのシーンの中でこの曲は流れていた。歌詞からも分かるように、気分が高揚するよなアップテンポな曲だ。スティーブ・ペリーのハイトーンのヴォイスとニール・ショーンの透き通ったギターの音色がまるで大空を駆け巡るかのようだ。

 この曲は以前から好きな曲で、よくお気に入りのテープ(今はCD)をつくる時に入れていた曲なのだが、そのサビのメロディが大好きでよく口ずさんでいた。

Only the young can say
They're free to fly away
Sharing the same desires
Burning like wild fire

発言力を持っているのは若者だけだ
彼らは自由に飛んでいく
同じ望みを分かち合いながら
野火のように燃え広がりながら

 きっと憧れだったのだろう。そうやって生きてみたいという…。

 また、かつてのアメリカには大陸というスケールのでかさがあった。(懐のでかさがあった。) それにもあこがれた。

 これまでいろいろな人、本あるいは映画に影響されながら生きてきた。時に迷い、時に苦しみ・・・。そんな時がほとんどだったような気もする。大いに悩み、吐き気を催した。

 そんな中でもがくかのように、バックパックを背負い放浪した。時にバスや電車に何十時間も乗り続けケツの痛みに耐えていた。時にビビりながら親指をあげてヒッチハイク。山の中を1週間分の食糧とテントを背負って歩いたこともあった。あるいは毎晩酔っ払いながら野宿をしてた時もあった。

 またあるときは、お寺の門をたたき、坐禅にふけったこともある。あるいは四国88ヶ所を歩いて回り、そして炎の行者のもとで顔や手にやけどをしながら、法衣を燃やしながら修行した。そして何冊もの宗教の本や哲学の本あるいは自己啓発本を読みあさった。

 それでもまだ自分が見つからなかった。どんなに仕事で一生懸命に働いて例えよい成績をあげても、他の職員から称賛をえても何かが足りず、迷いも消えず、転職を繰り返した。その数一体いくらだろう。思い出すのが大変なぐらいだ。

 旅を通じてどんなことがあっても生き延びてやるということには自信があった。もう大丈夫だと思ったりもしたが、やはり弱かった。とにかく弱かった。

 そんな僕に変化の兆しが見えたのは数年前。高齢者の福祉に携わり10年。ひとりの人を見送った時。ようやく自分の仕事に納得した。自分の中のカルマがひとつ成就した気がした。

 けれどもその後も何をしたらよいのか分からずに迷走した。迷走しながら、瞑想もしながら日々を生きてきた。そして「公」という見知らぬ世界に足を踏み入れ、それプラス「地域づくり」という未知なる世界に飛び込んで、これまた迷いながら、僕なりに手探りで進んできた。差別も受け、裏切りにもあい、血尿出しながらも、歩んできた。

 ずっと独りで歩んできたつもりだったが、気がつけばそこには仲間がいた。一緒に育ちながら来ていた。

 振り返るにはまだ早いけれども、少しばかり振り返ってみると、そこには細いながら自分という道ができており、そして前を見れば、未知なるだだっ広い世界が広がる。まだまだ先は長そうだ。

 まだまだ弱い。弱っちょろい。

 それでも少しばかし生きてく自信ができてきた。小さいながら切り拓いていく自信ができてきた。

They're seein' through the promises
And all the lies they dare to tell
Is it heaven or hell
They know very well

彼らは約束の真実を見抜いている
そしてどんな嘘でもあえてつく
それは天国なのか、地獄なのか
彼らはよく知っているのさ

Only the young can say
Only the young can say
Only the young can say
Only the young can say

発言力を持っているのは若者だけだ
発言力を持っているのは若者だけだ
発言力を持っているのは若者だけだ
発言力を持っているのは若者だけだ

 年齢的には中年域となってしまったが、精神はまだまだ若くありたい。ずっと若くありたい。

 そしてこの先もぼくなりに新たな世界を切り拓いていきたい。人生を創造していきたい。

 意識が現実を創造する。

 僕が(僕の)世界を創造する。


 最後に、映画でラウデンがどうなったかは、DVDでも借りてみてください。
 歌詞の対訳Kuni Takeuchiさんのを拝借しました。




ホームページ「らいふあーと」もよろしくお願いします。


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