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2012年7月 8日 (日)

夢の扉

 日曜日の夕方に「夢の扉」というテレビ番組がある。中小企業や個人の夢の事業の奮闘記を描いたものなのだが、結構お気に入りの番組でよく見ることがある。今日も夕飯を食べながら見ていたのだが、今回の内容は廃熱を利用した発電機を開発している人(企業)の話だった。

 廃熱とは工場などで製造工程の中で使われた熱源で不必要となったもので、捨てられるお湯や蒸気などである。工場などに行くとよく排水溝でパイプ(配管)から蒸気が出続けていたり、お湯が流れ続けたりしている光景を目にするが、それが廃熱である。もっというならば、家庭でほうれん草を湯がくために使ったお湯は流しに流してしまうだろうが、それも一種の廃熱と言える。

 熱源を利用しての発電はよくあるものなのだが、これまでは100度以上の熱を基本としており、それ以下のものは利用できずにいた。それが技術の進歩により、これまでただ捨てられるだけのものだったものが、電気をおこすようになるなんて、こんないいことはない。

 番組では焼酎製造工場での実験が取り上げられており、その製造工程でできる65度のお湯があるのだが、これまでそれは捨てられるだけのものだったのが、見事に3.5KW分の電気となり、ライト6ヶ分とスポットクーラーの電気となっていた。

 かつてやはりこの番組だったと思うが、振動を利用して発電させるというものが取り上げられていた。実験では駅の改札口や首都圏の自動車専用道路の橋にその装置を設置し、見事に発電させていた。

 発電といえば、太陽光、風力、水力、地熱などが思い浮かぶが、それだけでなく今や様々なところから発電エネルギーは生まれている。今人気のハイブリッドカーだってタイヤの回転を利用したり、ブレーキのエネルギーを利用電気をおこしている。今や動くものなら何でも発電が生まれてきつつある。

 僕は今音楽を聴きながらこれを書いているのだが、その内スピーカーの振動でも電気が発生し、パソコン操作もできるようになるかもしれない。キーボードを打っているこの力さえも電気が発生させられるようになり、自己発電パソコンができる日も近いかもしれない。

 そしたらこの地震国の日本で地震のエネルギーで電気を発生させる、また電気エネルギーに変換することで、地震が押えられるなんてことも夢でなくなるかもしれない。

 今日本では節電意識がどんどん醸成されている。と同時に発電エネルギー開発もどんどん進んでいる。様々なアイデアが湧き、実現されようとしている。しかもそれらは安全かつ無駄のないものとして開発されている。

 そしたらやはり原発なんて無くて構わない。大飯原発再稼働させて、火力発電を止めるような、バカなことをする必要もない。何より原発を再稼働させて、不安の中で暮らしていく必要もない。

 それよりももっと節電意識をみんなが持つと同時に、発電エネルギーの開発に力を入れた方が、日本の力はついていくのではないだろうか。そしてその力は経済効果を押し上げるものとなるのではないか。

 原発再稼働で不安を高めるのではなく、節電意識から国力を高める方がいいんでないの?

 人は夢を追い求める時に一番力を発揮する。それが誰かのため、社会のためだとなおさらだ。

 ズバリ!日本に必要なのは、原発を再稼働させることじゃない。夢の扉を開ける力だ。



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