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2012年5月 3日 (木)

日本語

 毎日地元のローカル紙(愛媛新聞)に目を通しているのだが、「なんだって!」と思う記事によくぶつかる。ということで今回も新聞の記事から。

 今回は今小学生の間で「英検」人気が高まっているそうで、全国でこの10年間で受験者数が約80%増。愛媛でも11年度は1409人受験したとのこと。中には準2級を受ける子もいるとか…。

 まず始めに僕は英検3級しか持ってない。それでも1以上外国で生きてきた。そんな僕でも言わせていただく。「小学生で英検なんて受ける必要ない!それよりも国語『日本語』教育を大事にしろ!」。

 確かに現在日本の企業でも社内の共通言語を英語としたところも出始めている。英語が喋れると世界中の人々と意思疎通できるので便利だ。そして小さな時から英語に慣れ親しんでいると、あとあと苦労しなくてすむ。いわゆるドメスティックバイリンガルというよなもの。きっと親がこれからは英語が喋れて当たり前。そして自分は学生の時英語で苦労した、海外旅行で恥ずかしい思いをしたなどの経験から小さい時から英語を習わせて…などと考えてのことだろう。

 けどはっきり行って英語なんて日本で何十年学ぶより、現地でもまれた方があっという間に身につくものだ。20代からでも全然遅くない。高い授業料払って英検受けるよりも、もっと他に払うべき箇所があるのではないか。

 そして何よりも僕たちは「日本語」を大切にしなければならない。それは僕たちは日本人であるということももちろんであるけれど、それ以上に日本語こそが天から与えられた素晴らしき言葉であるからだ。

 日本人は季節を眼や肌で感じるだけでなく、耳からも感じることができる。虫の鳴き声、風の音、そんなところからも日本人は季節を感じ、風流に浸ることができる。

 ではそれは何故かというと、日本語は母音言語であり、この母音言語の特徴として、母音言語を使う民族は、右脳の働きの一部を左脳でまとめて機能させてしまう。母音言語を使う民族は、日常的に左脳・右脳を同時に使って物事を認知するので、他の民族よりも、自然の音や気配、色彩がよりビビットに反応する。(AK ウィークリーレターVOL-319より

 ということもあるが、それよりも大切なのはこの日本そして日本語は「言霊(ことだま)」の国であり、言葉であるということである。言霊とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。つまり神様とつながるための言葉である。神というのが胡散臭く感じるならば天、あるいはより大きな世界、もしくはサムシンググレートでもいい。

 ちなみに終戦後GHQが日本の力が蘇ることを恐れて教科書に絶対に載せさせなかった言葉がこの「言霊」であるらしい。

 その言霊の宿る日本語を正しく教えずして、英語を優先するとは悲しいという以外にない。日本人の持つ力をそぎ落としているといっても過言ではない。

 僕たちは日本人であること、日本語を話す民族であることを過小評価しすぎなのだ。本当はすごいことなのだ。もちろんそれで傲慢になることはない。謙虚でいればいいい。けれどもこの天とつながれる言葉を話す者としての誇りは持っていたい。

 だからこの日本はこうして繁栄もしてこられた。そして歴史上で素晴らしき共生の時代をも作りあげれた国なのである。日本語の持つ力、そして繊細さ。どれもが素晴らしいもの。そのことを理解するとこの言葉をおろそかにはできないはず。

 もっと日本語を大切にしよう。そしてこの日本語を話し、自然と調和する能力を持つことに誇りを持とう!



 

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